令和8年10月15日(木)より、本堂大屋根の詳細調査と応急修復に向けた調査用足場の設置工事が始まりました。
顕証寺本堂大修復事業が、第一段階へ踏み出しました。
現在、足場の組み立て作業を進めています。設置完了後は、これまで地上からでは十分に確認することのできなかった大屋根を間近で調査し、現在の状態を詳しく確認していきます。
大屋根の詳細調査へ
今回設置する足場は、本堂全体を覆うものではなく、大屋根の調査や修理に必要な箇所に設置します。
足場設置後は、施工を担当する株式会社金剛組による詳細な調査を行います。大屋根の瓦や下地をはじめ、各部の状態を間近で確認し、その調査結果をもとに、今後行う応急修復の内容や範囲を具体的に検討していきます。
そのため、応急修復の内容や費用については、今回の詳細調査の結果によって変わる可能性があります。

本堂全体を覆うのではなく、大屋根の調査・修理に必要な箇所へ設置します。
八尾市・大阪府による文化財調査も
今回設置する足場は、大屋根の調査・応急修復だけでなく、八尾市・大阪府による文化財調査にも活用される予定です。
普段は近づくことのできない大屋根を間近で確認できる機会となり、今後、本堂を保存し修復していくうえでも大切な調査となります。
工事期間中のご参拝について
調査用足場は、令和9年5月20日頃まで設置する予定です。

工事期間中も本堂へのお参りは通常どおり可能です。
| 本堂へのお参り | 通常どおり可能です |
|---|---|
| 法要 | 通常どおりお勤めします |
| 境内・駐車場 | 一部ご不便をおかけする場合があります |
| 工事車両 | 資材搬入などに伴い、出入りする場合があります |
工事期間中も通常どおりご参拝いただけますが、足場の設置や資材搬入などに伴い、境内の一部で通行や駐車にご不便をおかけする場合があります。ご参拝の皆さまには、安全確保へのご理解とご協力をお願いいたします。
修復を間近で知っていただく機会にも
今回の足場については、大屋根の調査や応急修復だけでなく、修復事業をご支援いただく皆さまに、大屋根の状態や修復の必要性を実際に知っていただく機会として活用することも検討しています。
施工を担当する金剛組とも、安全面や実施方法について協議しながら、足場を利用した見学会や修復説明会などの開催について検討してまいります。
普段は見ることのできない大屋根を間近でご覧いただき、顕証寺本堂をこれからも守り伝えていくために、どのような修復が必要なのかを知っていただける機会にできればと考えています。
クラウドファンディングの実施も検討しています
本堂大屋根の調査・応急修復には、多額の費用が必要となります。
顕証寺でも資金を拠出しながら事業を進めてまいりますが、寺院だけで負担することは難しく、広く皆さまからのご支援をお願いしていく必要があります。
現在、クラウドファンディングの実施についても検討・準備を進めています。
詳細が決まりましたら、あらためて顕証寺ホームページなどでお知らせいたします。
本堂を次の時代へ
調査用足場の設置工事が始まり、顕証寺本堂大修復事業は新たな段階を迎えました。
まずは大屋根の現在の状態を詳しく確認し、その結果をもとに必要な応急修復を進めます。そして、その先にある本格的な修復と、文化財としての本堂を次の時代へ守り伝えていく取り組みへとつなげてまいります。
今後も、調査や修復事業の進捗について随時お知らせしてまいります。